Maxivalanche Alp.dHuez 予選、マウンテンバイク初心者の挑戦、そして危ない落車。

2021-03-19

土曜日予選日です、予選のタイムで上からプロ>チャレンジャー>アマチュアの3つのクラスに分けられます。

月曜から前入りし、出来るだけいいポジションを取ろうと何度もコースのライン確認、テスト走行を行っていたので、へっぽこマウンテンバイク初心者ですが、根拠のない自信がありました。

スタート直後、本番に強い私は想定通りのラインをとり、ドロップもこなし、雪も轍をトレース出来ていい感じで中盤まできて位置も中程だったので”あーこれチャレンジャークラスは入れそうだ”と確かな手応えを感じていました。

予選のスタート風景

順調に半分ほど下ったその時、途中の岩場のドロップで前輪が岩の出っ張りに引っかかり大クラッシュ!見事に3メートルほど下に落車!景色が周り、あらゆる所を岩という岩にぶつけました。

痛くてしばらく動けない状態だったのでコースの端に寄って痛みが落ち着くまで座っていました。

大丈夫か?と声をかけられますがリタイヤなんて絶対にしたくなかったので、’bien!bien’と引き攣った笑顔で答えガリガリの痩せ我慢をしてコースに復帰、順位は多分最後の方だったと思いますが一応ゴール出来ました。

あちこち痛かったのですが、特に右肩が痛く肩が全く上がらない状態、ヘルメットも凹んでいてゾッとしました。

とにかく強打した右肩の痛みがひどく、午後の二発目までまだ時間があったので近くの町医者にかかることにしました。

結果右肩靭帯を痛めていました。

レントゲンを取り、一ヶ月安静と言われ、腕に三角布と痛み止めを処方してもらい、帰り際に明日のレース出てもいいよね?と聞いたら「出れるものなら出れば」みたいなリアクション「ですよねー」と答え薬局で痛み止めを貰い、日曜の本戦は諦めて宿でネットフリックス見ていました。

沢と記念撮影

夕方に本戦のクラス分けとスタート位置が発表されるので、レースオフィスまで行ってチェック、思った通りアマチュアクラスの最後尾スタートでした、肩は痛いしテンションも下がっていますが、せっかくここまで来て諦めたら絶対後悔すると分かっていたので出場することに決めました。

夜、現地で出来た友人達と夕食を取り、皆んなに明日出るよ!と宣言したら皆さん毎年参加してるので「これは去年megaでやった傷だ」「こっちは一昨年のやつだ」と軍人ばりの傷の見せ合いをした後自分を奮い立たせて宿に戻り次の日に備えたのでした。