Mountain of Hell(マウンテンオブヘル)2022参戦!
Mountain of Hell2022(マウンテンオブヘル)
2021年に続いて2022年版マウンテンオブヘルにも参加してきました。
マウンテンオブヘルとは、毎年フランスのLes2Alpesで開催されるマウンテンバイクダウンヒルレースです。
2021年の様子は以下記事で書いています。
2022年は6月24、25、26日の3日間で行われます。
24日はコースのトレーニングで、マーキングされた予選と本戦のコースを下見できます。
25日は予選、グループごとに分かれて予選が行われ、スタート時間は24日のブリーフィングの時に前もってレース事務所で知らせてもらえます。
26日は本戦、予選の順位でスタート位置が決まり、速い選手は前の方で遅くなるにつれて後ろの方に回されます。
マウンテノブヘル24日コース下見
チケットを買い、リフトに乗って上まで行きます。
リフトを降りて、他の参加者について行くとQualycationの立て札が見えました。
予選のコースは毎年違っていて、主催者が魅力的なコースを考えてくれています。
今年のコースの目玉はスタートから少し走った砂利の急な崖を下るセクション。
下見をしていて『え?コース間違ってない?』と一瞬自分の目を疑うほどの崖でしたが、ちゃんと見ると自転車が走った跡が残っていて確信に変わりました。
この日は他の人も少なかったので自転車に乗って下ることができましたが、予選本番時は絶対落車する人がいるので、まともに乗って下れないと思います。
その後は岩の多いトレイル⇨上り区間も少しアリーのコースでした。
前の日の雨もあって地面がベチョってたので結構走りにくかった!
この日は2度適当にコースと明日のスタート時間を確認をして終了。
毎年同じ予選コースだと思って余裕かましてたのと、あまり良く走れなかったので少しナーバスな気分になりました。
マウンテンオブヘル25日予選
私のスタート時間は10時30分の第4グループ。
リフトが混むと思って早めに出発したので、余裕を持って到着して、ストレッチや前の組みのスタートを見ながら待ちます。
『第4グループおいでー』と言われるので、ゼッケンを見せてスタートに並びます。
スタート位置に入る時に、プロテクターをしてるか背中と胸をコツコツチェックされて、つけてない人は参加できません。
レースのルールの説明後、音楽が鳴ってスタート!
スタート直後はみんな激しくペダルを漕いでできるだけ良い位置を取ろうとするので、かなりの混戦になります。
私はそれを避けたいので慎重に後方から着いて行きます。
しばらくするとあの絶壁が見えてきて思った通り早速何人かが転倒していました。
このまま行ってしまうとぶつかって大事故に発展するので、『待て』と言われますが、待たずに他のルートから行きました。
動画1分50秒あたり。
マウンテンオブヘル26日 本戦
予選順位が下位の方だったので、本戦は後方からのスタートになります
Megavalancheのようにグループ分けされず、1000人のライダーが一斉にスタートするので、リフトの待ち時間も長いです。
私は後方からのスタートで、8時のリフトに乗ればいいので朝はゆっくり起きて準備をします。
早い人は6時にリフトに乗る必要があります。
2019年までのスタート地点はリフトを乗り継いだ先の山頂からでしたが、2019年の大クラッシュでスタート地点はJandriExpressを降りたところに変更されたようです。
動画の40秒からクラッシュが始まります、リンク貼りますが相当やばいです。
ダウンヒルライダーはクラッシュして相当痛くてもも『大丈夫!』って笑ってる人が多いのですが、うずくまって動けない人もいるので、見る限り結構大怪我した人もいるみたい。
確かにゲレンデを猛スピードで下った後に、ゲレンデが細くなった先に緩いカーブになっているので、かなり危ないカーブになっています。
到着すると、まずは自分のスタートラインにマウンテンバイクを置いてスタートを待ちます。
スタートまで結構待ち時間が長く、外だとかなり冷えるので防風ジャケットを持参しておいたほうがいいです。
小屋もありますが、1000人のライダーとスキーヤーもいるので、すぐにいっぱいになってしまって場所がないです。
スタート30分前に各自スタート地点にスタンバイ。
ヘリコプターが飛ぶのでみんなで挨拶!
横の人ともゲキを飛ばしあっていざスタート!
スタート直後は雪、今年は雪が少ないのでできる限り岩が出ているラインを選びます。
雪が少ないためか今年のコースはありえない岩場が設定されていました。
見えませんがこれコースです、よく見ると奥にテープが見えますね。
岩場を抜けた後は、バイクパークのトレイル>街中>登山道となっていて去年とほぼ同じコースレイアウト。
今年のコースで特に良かったのがゴール前の街中ダウンヒルコース。
応援も熱く、階段や建物の間を高速で走り抜ける感覚は、ユーチューバーになったみたいですごく楽しかった。
途中細い道では渋滞もしましたが、基本足つきなしでゴールすることができました。
結果は見ていませんが、自分の時計では1時間6分となっていたので目標の一時間きりまではもう少しでした。
ゴル地点には、タイヤが外れたままゴールした猛者もいました。
マウンテンオブヘル賞金
このレースは賞金も出ます。
でも、思ったより少なかったです、覚えている範囲では
1位 1000ユーロ
2位 600か800ユーロ
3位 300ユーロとかだった気がする
それプラス、ダウンヒルのタイヤや、来年のレースの参加費無料などの商品と特典が受けられます。
参加費も一人120ユーロほどで、山を貸し切ったりヘリを飛ばしたりその他たくさんの準備をしたりするので、経費がかなりかかっていそうです。
何より思うのは賞金よりもこの厳しいレースに出て、楽しんで、勝った!という称号の方が価値があると思っています。
来年は2023年の6月23−25日の日程で行われる予定です。
早々に宿も確保したので、後はエントリーが開かれるのを待つだけ。
2023年も魅力的なコースを期待しています!
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