ドイツメーカーCanyon フルサスMTB Neuron CF 9.0 Ltdのインプレ

2023-11-06



エンデューロレースから日曜日ライドまでこなしているドイツ自転車メーカーCanyon Neuronのインプレです

ハードテイルに乗っていたのですが、下りをもっと楽しみたいと思い前後にサスペンションがあるフルサスMTBNeuronを購入、どうせ買うなら良いものをと、予算以上ですが、Canyonのウェブサイトのアウトレットで500ユーロ引きの4300ユーロで出ていたので買っちゃいましたー!

Canyon Neuron
リアディレイラーは修理中

いろんなジャンルのMTBがありますが、ざっくり分けるとダウンヒル、エンデューロ、トレイル、クロスカントリー 

エンデューロモデル(サスの長さ150mm)とでかなり悩んだのですが、もし下りに飽きても日曜ライドにも使えるという理由でこれに決定。

サスペンションの長さでジャンル分けされるので、前後130mmのNeuronはトレイルモデルとなります

ドイツに住んでいるので、納車の日はオンラインで予約をし、ドイツのコブレンツにあるCanyonの直販店まで車で直接取りに行って、サスの設定や乗り方のレクチャーを受けました。

両方乗ったからわかるハードテイルと比べて良いところ

下りが楽、後ろが跳ねないので急な動きがなくバイクの挙動が掴みやすい
 
根っこや岩のごろごろしている上りでも、リアタイヤが滑りにくいのでグイグイいける

 自信がついて今まで怖くて行けなかったドロップやジャンプをどんどん行けるようになった

 29インチのフルサスなので根っこや岩だらけでもガンガン行ける

 バイクパークに行こうと思うようになって楽しみが増えた。

 ダウンヒルに目覚めた
逆に悪い点

重くなった、カーボンハードテイルより2kgほど車体が重くなりました、でもレースじゃない限り気にしなくていい。   
気になるならフルカーボンのフルサス買いましょう!高いけど

立ち漕ぎする時はサスペンションが動くので、力を持っていかれる、
シッティングなら気にならない。そもそもフルサスは立ち漕ぎで登らない乗り物だと思っています。 


水色と紺色が基調で色合いがきれいです(もう傷だらけですが
カーボンフレームで、コンポーネントはスラムXOセット、ホイールは29インチのDTSwiss最高級モデルのXMC1200の30mmインナーリム。

この安い値段でここまでのパーツが付けれるのは、仲介を使わず自社販売のCanyonの特徴です。

気になる重さはペダルなしカタログ重量12、2kg ペダル込み実重12、8kgでした。

下りのトレイルはFoxの前後130mmのサスがよく動いて最高に楽しいです。
ビビリー初心者の私でも、1メートルくらいのドロップを問題なくクリアすることができました。

機材は自信も与えてくれます。

これでフランスで行われるダウンヒルレースMaxiavalancheにも出場しましたし、世界一クレイジーなレースと言われているMegaavalancheのコースも乗ってきました、他にはいろんなバイクパークもこれで走っていて、正直なところもうすこしサスのトラベルが欲しいですね!
下りをするならエンデューロバイクを買ったほうがいいです。

2022年10月20日追記

下の方が好きになってしまったので2021年暮れにNicolaiのG1に乗り換えました。


最初のマウンテンバイクや、登りも含めオールマイティに楽しみたいなら間違いなくNeuron一択
他のマウンテンバイクも乗ったことありますが、Canyonのマウンテンバイクはよく進む気がします。

初めはNeuronを買ってみてダウンヒルが好きならそっちのモデルを2台目に買ったり、クロスカントリーが好きならクロスカントリーモデルを買うのがコスパいいです。

カーボンモデルなので中古でも高く売れやすく、最終的なコスパは良くなると思います。

メンテナンス性も考えられていて、ケーブル類の交換の際は、ダウンチューブガード兼ケーブルホルダーになってるプラスチック製の板を取り外して嵌めるだけなので、フレームの中を通す必要はありません。

タイヤの太さはは2、6インチまでの取り付けが推奨ですが、ぱっと見2、8インチまでは取り付けできそう。

オリジナルとの変更点は
1年目はタイヤをマキシスアイコン2、6インチを前後に
変速を完全ケーブルレスのSramAXSに変更
下りを楽しむためフロントフォークが元の130mmから140mmにダンパー交換

付いているパーツのグレードを考えると、かなりおすすめのマウンテンバイクです。